after school

present for kotono-san

 

 

 

ドアを開けると、あどけない寝顔が目に飛び込んできた。

「由良…寝てるのか?」

由良と俺しか残っていない教室に、自分の声がよく響いたことに少し驚きながら由良に近づいた。

誰もいないと思ってカツラと眼鏡を取っている。

机にポンッと置かれているカツラが不自然だ。

横の席に座り、柔らかい髪に触れ何度か撫でていると、由良の瞳が俺を捕らえた。

 

「凪、遅いよ。」

目を擦り、まだ眠そうにしている。

「ごめん。日誌を持っていったら、担任に捕まってさ。」

「せっかく撮影もないし凪の部活もお休みだから、制服で寄り道したかったのに…。」

「まだ5時過ぎだし、今からでも遅くないだろ。」

プクッと膨らませた柔らかい頬に、引き寄せられるように軽くキスをした。

「もうっ。こんなところ誰かに見られたらどうするの?」

少し慌てて赤くなった顔を俺から逸らす。

「由良だってカツラと眼鏡を外してるだろ?それは良くてキスは駄目〜なんて矛盾してるなぁ。」

「うぅ〜。」

来週からテストがあるから部活も休みで勉強をせずに、遊んでる奴ばかりで残っている奴なんかいない。

 

「由良、こっち。」

そう言って、由良を自分の座っている方へ引き寄せた。

膝の上に由良を座らせる。

「凪…、恥ずかしいよ…。」

後ろから腕を回して由良が逃げないようにする。

「由良、可愛い。拗ねてる顔も、怒ってる顔も可愛い。恥ずかしがってる顔も可愛い。」

「何言ってんのっ。」

由良の背中に顔を寄せると、いい匂いがする。

離れようとする由良のシャツのボタンを外し、素肌に手を滑らせる。

小さなピンクのつぶを見つけて、指で弾いた。

「あっ…。」

反対の手で素早くベルトを外し、ズボンのチャックを下へと降ろしていく。

「やっ…、凪、やめて…。」

「由良が可愛すぎて、我慢できなくなった。」

由良の双丘に反応している自分のモノを擦り付けてやる。

「やぁ…んっ……。」

下着の中から由良のものを取り出してやると、少し反応し始めていた。

上のしこりを指で弄りながら、下のモノを包み込むように握り同じリズムで刺激を与えていった。

「やっ……あぅ…、んんっ……。」

由良のモノの先端から白い蜜が漏れ出して、それのおかげで滑りが良くなりさっきより早いリズムで手を動かした。

「あっ、あっ、あっ……ああぁ!」

耳を甘噛みしたと同時に、由良は俺の手に蜜をすべて吐き出していた。

 

 

「凪……普通、学校で最後まで、する?」

結局最後までしてしまって、由良は俺を睨んできた。

「由良…、そんな肌蹴た格好でそんな潤んだ瞳で睨まれても…またしたくなるだけだ。」

「ばっ、ばか!そんな真面目な顔で言わないでよ。」

真面目な顔の俺からすぐに顔を逸らした。

やっぱり可愛い…と思いながら由良の顔をこっちに戻して、唇を合わした。

「もう。放課後の制服デートするはずだったのに…。」

ぶつぶつと言いながら乱れた服を直している由良の耳は、赤く染まっていた。

 

これも立派な学校の放課後デートだと思うだけどな。

 

 

Sweet End.

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